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結論から言います。議事録・文字起こしAIツールは、会議が日本語中心か、まず無料で試したいか、資料作成まで自動化したいかで選ぶツールが変わります。
この記事では、Notta・tl;dv・Rimo Voiceの3つを、料金と機能の面から比較します。
私はIT業界13年目、PMOとして6年働いている会社員です。議事録は今も、ZoomやTeamsの標準文字起こし機能を使って作っています。
ただし標準機能の精度は完璧ではないので、自分の聞き取りメモで補いながら、清書と要約はChatGPTに任せています。この流れで、1時間の会議なら清書込みで30分程度に収めています。
正直に言うと、Notta等の専用文字起こしAIツールを使ったことはありません。今回、自分のこのワークフローの隙間を埋められないか気になって、専用ツールを調べてみました。
この記事は、私が実際に使った体験談ではなく、公式情報をもとにした比較調査です。先にこの前提をお伝えしておきます。
Zoom・Teams標準の文字起こしと、専用AIツールは何が違うのか
Zoom・Teamsの文字起こし機能は無料で使えて手軽です。ただし専門用語や早口の発言、複数人が同時に話す場面では誤変換が増えます。
この誤変換を聞き直して直す作業が、地味に時間を奪います。私が聞き取りメモを併用しているのも、この誤変換を埋めるためです。
専用の文字起こしAIツールを使うと、主に3つが変わります。
- 文字起こしの精度。
会議音声に最適化された専用のAIエンジンを使うため、標準機能より誤変換が少ないとされています。 - AI要約機能。
発言をそのまま並べるのではなく、決定事項やタスクをAIが抽出してくれます。 - 議事録のフォーマット化。
テンプレートに沿って自動で整形し、そのまま資料として使える形にできます。
ただし専用ツールも万能ではありません。導入や契約の手間が増えますし、無料プランには時間や回数の上限があります。自分の会議の頻度に合うかどうかは、実際に確認したほうがいいです。
Notta:文字起こし+AI要約の代表的なツール
Nottaは、Web会議・対面会議・音声ファイルのインポートに対応した文字起こしAIツールです。リアルタイムでの文字起こしに加え、AI要約や議事録作成の専用機能を備えています。
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | 文字起こし時間/月 | AI要約 |
|---|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | – | 120分(1回3分まで) | 月10回 |
| プレミアム | 1,980円 | 1,185円 | 1,800分(1回90分まで) | 月100回 |
| ビジネス | 4,180円 | 2,508円 | 無制限(1回5時間まで) | 月200回 |
| エンタープライズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 無制限 | 無制限 |
出典:Notta公式サイト(価格は2026年7月時点。金額は税込表記です)![]()
主な機能は次のとおりです。
- リアルタイム文字起こし。
Web会議・対面会議・音声ファイルのインポートに対応しています。 - AI要約。
カスタムプロンプトで要約内容を指定でき、テンプレート化もできます。 - 議事録作成機能。
文字起こしと要約を、議事録の形にまとめる専用ページが用意されています。 - 翻訳機能。
プレミアムプラン以上で使えます。対応言語数は複数の紹介記事で「50以上」とされていますが、公式ページ上での直接確認はできていません。
対応言語は文字起こしが58言語、リアルタイム翻訳が50以上の言語で、発話言語を2つ選んで相互翻訳する機能もあるという情報がありますが、いずれも複数の紹介記事による情報で、Notta公式ページ上での直接確認はできていません。多言語での会議が多い人は、契約前に公式サイトで対応言語を確認してください。
Nottaの日本語認識精度は98.86%という情報もありますが、公式ページ上での確認はできていません(2026年7月時点)。数字を重視する場合は、無料プランで実際の音声を試してから判断してください。
NottaでAI要約まで済ませたあと、上司向け・チーム向けなど宛先に合わせて文面を書き分けたい場合は、ChatGPTに追加で指示を出すとさらに整います。私が実務で使っているプロンプトは、こちらの記事にまとめています。
→ ChatGPT仕事活用術|議事録・資料・メールを半分の時間で終わらせる実務プロンプト3選
Notta Brain:資料作成まで自動化する別サービス
Notta Brainは、Notta本体とは別サイト・別契約のサービスです。名前が似ていて紛らわしいので、先にこの点をはっきりさせておきます。
会議の音声データに加えて社内資料や外部情報を統合し、テキスト・PowerPoint・Word・画像形式の資料作成までを自動で行うAIエージェント機能です。関連する会議をリンク集としてまとめる機能もあります。
料金は、フリープランが0円(AIテキスト回答無制限・画像やスライドの生成・保存容量5GBなど)、プレミアムプランが月払い1,980円・年払い14,300円(月あたり約1,192円)です。
プレミアムの月額が本体と同じ1,980円なので、同じ契約の一部だと誤解しやすいのですが、金額が偶然一致しているだけです。本体を契約していても、Brainは別途契約しないと使えません。
出典:Notta Brain公式サイト(価格は2026年7月時点)![]()
文字起こしとAI要約だけで足りるなら、Notta本体だけで十分です。会議のあとの資料作成まで自動化したい人だけ、Notta Brainを検討してください。
比較:tl;dv・Rimo Voiceという選択肢もある
Notta以外にも、文字起こしAIツールはいくつかあります。ここでは代表的な2つを簡潔に紹介します。
tl;dv:無料枠が広い海外発のツール
tl;dvは、無料プランでも録画と文字起こしが無制限で使え、クレジットカードの登録も不要です。ただしAI要約は月10回まで、アップロードは月5回までという制限があるという情報があります。
有料プランは月額25ドル前後という情報がありますが、日本円での正式な価格は公式サイト上で確認できませんでした。申し込む前に、必ず公式サイトの最新の料金を確認してください。
Zoom・Google Meet・Teamsとの連携に強く、海外の会議ツールを使うチーム向けです。サポート自体は日本語に対応していないという情報もあるので、日本語でのやり取りを重視する人は注意してください。
Rimo Voice:日本語特化の国産ツール
Rimo Voiceは、株式会社Rimoが開発する国産のAI議事録ツールです。日本語の会議での利用を主な対象にしています。
料金プランは、文字起こしプランが月1,650円(月2,100分まで)、プロプランが月4,950円(文字起こし無制限・自動録画・AI要約付き)、チームプランが月6,600円です。全プランでクレジットカード登録不要の無料トライアルがあります。
いずれの金額も公式サイトに「税込」と明記されています。
日本語認識精度97%という情報もありますが、こちらも公式での確認はできていません。日本語の会議が中心で、国内サーバーでの運用を重視したい人が検討する候補です。
ユースケース別の選び方
3つのツールを、目的別に整理します。
- 日本語の会議が中心なら、Rimo Voice。
国産で日本語に特化しているため、日本語の会議しか扱わない人に向いています。 - まず無料で試したいなら、tl;dv。
無料プランでも録画と文字起こしが無制限なので、費用をかけずに専用ツールの使用感を確かめられます。 - 文字起こしの精度とAI要約をしっかり底上げしたいなら、Notta本体。
議事録作成機能や翻訳機能も揃っているため、会議の本数が多い人ほど恩恵が大きくなります。 - 会議のあとの資料作成まで自動化したいなら、Notta+Notta Brain。
文字起こし・AI要約はNotta本体、資料作成まで踏み込みたい場合はNotta Brainを別途契約します。
どのツールも無料プランやトライアルがあります。いきなり有料プランを契約せず、自分の会議で実際に試してから決めることをおすすめします。
まとめ:標準機能で足りているなら急いで乗り換える必要はない
議事録・文字起こしAIツールは、標準機能の精度や、AI要約・資料化までどこまで自動化したいかで選ぶツールが変わります。
私自身は今もZoom・Teamsの標準機能と聞き取りメモ、ChatGPTでの清書という組み合わせでやっています。この方法でも、1時間の会議を30分程度で清書できているので、正直、専用ツールが無いと困っているわけではありません。
ただし、会議の本数が多い人や、AI要約・資料化まで一気に済ませたい人には、専用ツールを使う価値があります。特にRimo VoiceとNotta+Notta Brainのように、日本語重視か資料化まで求めるかで向き不向きがはっきり分かれます。
まずは無料プランかトライアルで、自分の会議の音声を実際に文字起こしさせてみてください。精度と使い勝手が自分に合うかどうかは、数字を読むより、1回試したほうが早くわかります。
文字起こし後の清書・要約をChatGPTでさらに整えたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

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